ゆうゆうレポート

中学校給食・「いのちのネットワーク」―北九州市を視察しました

2012年5月3日

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▼「孤立死」のない地域へ―「いのちをつなぐネットワ―ク事業」

2005~7年、北九州市で「孤立死」が連続しました。水道も止められ二度にわたって生活保護を求めた男性(56)に北九州市は保護の申請書さえ渡さない、という対応に批判の声が続出しました。
こうした批判を受け「生活保護行政検証委員会」を設置し検討、「見直しだけでは防げない」「孤立死を防げる地域づくりを」と北九州市は「いのちをつなぐネットワーク事業」を始めました。区役所を中心に、電気、ガス、新聞や宅配など民間業者とも協力して孤立死を防ぐというものです。
この間、生活保護制度への不当な批判やごく一部の不正受給ばかりが報道されていますが、いま本当に必要なことは、行政が責任を持ち困っている人を必要な制度につなげ、「孤立死」をなくす先頭に立つことではないでしょうか。

▼「おいしい」「楽しい」と好評の中学校給食

北九州市では、小学校の調理場で中学校の分もつくる「親子方式」で給食を順次スタートし、2011年度からは全中学校で実施しています。先生からは「不登校の生徒が給食を楽しみに登校するようになった」と、保護者からは「日頃の食事の参考になる」と好評です。
視察した北九州市立板櫃中学校には笑顔があふれていました。
食育効果も大きく保護者も待望している中学校給食を川崎市でもなんとしても実現させたい、と思いを新たにしました。