ゆうゆうレポート

再生可能エネルギーで町に仕事を―北海道帯広市・足寄町などを視察

2013年1月14日

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11月5~6日、日本共産党川崎市議団は北海道の足寄町・帯広市等を訪れ、再生可能エネルギーの活用で地域経済を活性化する取り組みを視察しました。

面積の80%を森林が占める足寄町は、農業と林業を活かした「バイオマスタウン」の取り組みをすすめています。発端は、人口減に危機感を持った住民有志が「町に仕事をつくりたい」「再生可能エネルギーを活用して地域循環型の経済をつくろう」と、02年『木質ペレット研究会』を立ち上げたことでした。

▽135人の雇用を創出

足寄町は中学校跡地を利用して木質ペレット製造工場を建設し、町庁舎などに暖房用ペレットボイラーを導入。さらに購入補助や整備士の育成など、町民へのペレットストーブの普及に取り組みました。また、ペレットの原料となる「林地残材」を山から降ろす仕事、木材を小分けにする仕事、運送の仕事など「町で雇用を増やす」目的意識的な取り組みで、のべ135人の雇用を創出しています。

この視察で訪れた先では、行政の方々も、バイオ燃料の製造・普及に取り組んでいる民間企業の社長さんも共通して「地域経済をどう循環させるか」「雇用をつくり、地域を持続的に発展させたい」と口にされていたのが印象的でした。また「大企業主導の大規模発電施設では、地域資源が消費されるだけで、地元に役立たない」という話もあり、地域経済が循環し発展するためには大企業中心の経済の仕組みから抜け出さなければ、と感じました。

共産党川崎市議団はこの視察を力に、ひきつづき市議会で「地域経済活性化のために再生可能エネルギーの利用を」の取り組みを進めてまいります。