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1、江川せせらぎ水路、藻の対策について

2013年11月8日

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2013年度第3回定例議会
 決算審査特別委員会の質問と答弁

1、江川せせらぎ水路、藻の対策について

◎大庭 質問①
江川せせらぎ水路、藻の対策について伺います。
地域から今年も、江川せせらぎ水路の藻の大量発生の抑制と悪臭の対策での要望が出されています。藻の対策をために水路清掃を毎年実施しています効果が得られていません。過去3年間の水路維持管理費についてとそのうちの水路清掃費について、上下水道管理者に伺います。

◎質問①の答弁
江川せせらぎ水路の維持管理費についての御質問でございますが、
江川せせらぎ水路につきましては、町内会や愛護会を始め、近隣住民の皆様などのご協力を得ながら、上下水道局が水路部分の維持管理を行っているところでございます。
維持管理の具体的な内容といたしましては、水路に発生した藻を除去するための清掃や、老朽化した木柵の補修、等々力水処理センターよりせせらぎ水路に高度処理水を送水するための圧送管の維持補修等でございます。
これらの維持管理に要した費用につきましては、
平成22年度が約4100万円、
23年度が約2 8 0 0万円、
24年度が約1800万円となっております。
また、平成22年度と23年度につきましては、圧送管の補修を実施しているため、 24年度に比べ費用が多くなっております。
なお、この内、過去3年間の水路清掃委託費は、各年度とも概ね1100万円でございます。

◎大庭 質問②
毎年1100万円水路清掃委託費をかけていても藻の抑制は解決がされません。
藻の大量発生の原因となる窒素と燐の除去が必要ですが、昨年の6月議会で、2011年度に「新たな高度処理方式について学識経験者等を含んだ第3者委員会から技術評価が得られ、今後この処理方式による施設の改造を進めること」で、「藻の繁茂に対して一定効果が期待できる」との答弁が上下水道事業管理者からありました。新たな高度処理方式について現状と取組を伺います。

◎質問②の答弁
新たな高度処理方式の進捗状況についての御質問でございますが、
江川せせらぎ水路の水源となる、等々力水処理センターは、等々力緑地の限られた地下空間を活用しており、全国でも珍しい「酸素活性汚泥法」という処理方式を採用したコンパクトな施設整備を進めてまいりました。
そうした中、本市下水道計画の上位計画である東京湾流域別下水道整備総合計画の基本方針が平成19年に示され、東京湾の赤潮被害などを引起こす、窒素やりんの除去が求められたところでございます。そのため、これまで技術開発を進め、平成23年度には学識者を含む第三者委員会から技術評価を受け、現在、施設改造に向けた基本設計を進めておりまして、今年度中には実施設計にかかりたいと考えております。
その後、施設の改造と増設工事に取り掛かり、東京湾流域別下水道整備総合計画の目標年次でもある、平成36年度の施設完成を目指しているところでございます。

◎大庭 質問③
等々力水処理センターの施設の完成は11年後ということでは、その間、藻の対策はどうなるのか。地域のみなさんはそれまで待てません。
藻の大量発生を抑制するために、「砂などを敷き詰めること」や「水路を一時的に乾燥させること」など、様々な方法を検討すると昨年の議会で答弁されていましたが、2012年度の対策はどうであったのか、現状と今後の取り組みについて、伺います。

◎質問③の答弁
江川せせらぎ水路の藻の発生抑制対策についての御質問でございますが、
昨年度の取組といたしましては、具体的な対策の検討を進めてきたところでございまして、水路への藻の付着を抑制することを目的とした、水路の底の材質の検討や、藻を死滅させるために、一時的な乾燥やゴムマットを敷くことなどの実験による検証を実施したところでございます。
 また、水路清掃後の藻の付着跡について、観察した結果、水路底のモルタルの間隙にも根が張っており、藻の繁茂の原因のーつであることも明らかとなったところでございます。
こうした検証の結果、水路の一時的な乾燥による効果が最も期待できることから、今年度は、藻を死滅させる乾燥対策を、最上流部から巌川橋までの約700メートル区間について、実施する予定でございます。

◎大庭 意見要望
具体的な対策検討を進め、藻の繁茂の原因の一つが明らかになり、今年度は死滅させる乾燥対策を実施するということで、期待をするところです。
中心なって活動している江川せせらぎネットワークみなさんは、独自に他の地域の水路調査やシンポジウムを企画して行政に働きかけ改善のために活動を進め、新たな提案がされています。「横須賀市や川崎市内の小中学校のプールなどにも使用されているEM液が有効であるとし実証実験をすべきではないか」というものです。多くの人たちに親しまれている江川せせらぎの環境を守りたいという地域のみなさんが努力し活動をすすめていることからも、様々な課題もあるかとは思いますけれど、地域の方々が井田山で実施予定のEM液実証実験について、行政としても立ち会うことなども含めいっしょに改善に向け協力をしていただくよう、要望をしておきます。