この指とまれ(コラム)

公的保育をこわす‼︎「保育バウチャー制度」学習会開催!講師 ジャーナリスト猪熊さん(11月27日)の話を聞いて

2013年12月2日

川崎市長になった福田紀彦氏が、最優先で取り組むと意気込む待機児童の解消。「1年以内でゼロを実現するる」と強調しています。
選挙中の討論会では「認可保育園をどんどんつくっていったら、いくらお金があっても足りない」「一番いいのはバウチャー制度だ」と発言。また、選挙後の会見でも「認可保育所を作り続けるのは財源的に難しい。予算を認可外に振り向けることで、安価に待機児童を解消できる」など、語ってきました。新しく認可保育園の整備を進める方向ではありません。

福田氏が参考にしたのが大阪市の橋下市長が府知事時代に提案していた「保育バウチャー制度」です。「バウチャー」とは、クーポン・証票の意です。保護者にクーポン券(利用券)を渡して、認可外保育施設や保育ママ、幼稚園(一時預かり)などから自由に選ばせる、認可保育園以外のところに振り分けて、新増設を抑制するといことがみすけてきます。このような制度は、保育をお金で買うという仕組みを作るというので、児童福祉法の精神を投げ捨て、保育への自治体の公的責任を放棄する重大問題です。ですから、大阪府ではこの制度は今だに進んでいません。国際的にもこの制度を導入して成功している例はなく、保育制度にはなじまないことから破綻済みの制度です。

待機児童の保護者のみなさんが本来願いとしていることは、安心して預けられる保育園を公的責任で増設して欲しいというものではないでしょうか!子どもを預けられればどこでもいいということではありません。申請した保育園に入所できないことから、止むを得ず、他の施設に入所させなけならなくなったり、仕事を辞めざるをえないというのが実態です。子どもたちの未来への投資として、必要な施策には最優先で財源を確保して行くということが必要です。
認可保育園の抜本的な緊急増設のために、市民のみなさんと力をあわせてがんばります。

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