ゆうゆうレポート

習熟度別指導は何が問題か」共産党市議団主催「教育講演会」開催!(12月5日)

2013年12月6日

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全国学力テストに公立で唯一参加しなかった愛知県犬山市教育委員会で当時教育委員を務めてきた名古屋大学教授の中嶋哲彦さんを講師に講演会を開催しました。
「わからない子は、何回聞いてもわからない」と公言して「小学校高学年から中学生で習熟度別クラス編成の導入」「全国学力テストの公表」を公約に掲げた福田市長は、12月議会で改めて「習熟度別クラス」の考え方を導入すると表明しました。義務教育の場に格差を持ち込み、新自由主義的な「教育改革」をすすめる危険な動きが、川崎で行われようとしています。
 中嶋先生は、子どもはクラスを選べない「習熟度クラスで良かった」と、いう親もいる。しかし、それは同じ学力の子どもたちを集めているから、勉強はむずかしくない。目標の設定を低くして、子どもたちに、自分はこのレベルとレッテルをはらせていくことになり、罪深いものなる。大事なことは、子ども同士の学びあいにある。できない子が「わからない」と言える子なってほしい。成績のいい子どもはわからなくてもできる。だから、できる子がわからない子に教えるという行為によって鍛えられ、本当の意味でお互いがわかる子どもになる。犬山の小学校は習熟度はやらず、少人数学級を選択してきた。
子どもたちを最初からクラスを分けるというのは能力別ということであって。これは、人権問題にあたる。文科省は「習熟度」という言葉を使って、本質を回避している。
中嶋先生の言葉には、実践に裏付けられた教育の在り方を感じさせる講演でした。多くの市民とともに「習熟度クラス」を作らせないよう世論と運動を広げたいと思います。
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