議会活動報告

②中原区の保育園の入所状況と整備について(予算審査特別委員会の質問)

2014年3月13日

◎質問①

中原区は認可保育園の2014年度の入所申請者は川崎市全体の7806人に対し 16妬人の21%、不承諾数は全体が2762名に対し 697名25%を占め、 7 行政区の中で不承諾数率とも一番多くなっています。2013年度に比べても不承諾数はH6名増え6%伸びました。中原区は、について、こども本部長に伺います。

人口の急増地、それに伴い子育て世帯の保育園入所申請数も増え、保育園の整備が追いつかないというのが実態です。わが党の代表質問で、保育園待機児童対策について取り上げ、認可保育園の入所申請の見込みの甘さを繰り返し指摘してきましたが、結果として、新年度に向けて過去最多の不承諾者をうむことになりました。不承諾の通知を受けとった家庭では、こどもをあずける所をさがして、今必死に手をつくしています。そこで、不承諾者が相談に区役所に来所した全体の件数とそのうちの中原区の件数について伺います。相談内容の特徴について、伺います。相談に来所した人たちの希望に添える見込みがあるのか、伺います。

◎答弁① こども本部長

中原区における保育所等の入所状況についての御質問でございますが、各区役所におきましては、今年度より職員体制を強化し、保育所入所不承諾となった保護者等を対象として、きめ細かな相談とアフターフォローを実施しているところでございます。その一環として、 2月10日から3月1日までの間、平日及び士曜日において相談時間を延長し、平日の日中に仕事等で忙しい共働き世帯などへの相談機会の拡大も図ったどころでございます。相談件数につきましては、保育所入所’選考結果通知発送後の繁亡期間における、切れ目のない窓口相談や電話対応のほか、手紙、メールなどでの相談もございますので、正確に把握することは困難な状況でございます。また、相談内容につきましては、保育所入所の不承諾理由や、空きのある認可保育所の情報提供、川崎認定保育園等の様々な保育サービスの御案内を行っております。お子さんの預け先が決まらずに困っている方々一人ひとりと向き合い、利用可能なサービスに結び付けていけるよう、懸命に努力しているところでございます。

◎意見要望・質問②

区役所の職員のみなさんは、今、忙しく、対応に苦労されているということも聞きます。相談件数や内容まで正確に把握することは困難とのことでしたが、大事なことだと思います、人を補充するなどして体制をはかって、次年度にも生かす必要があります。何よりも相談者に対して丁寧な対応がはかれるように抜本的な体制強化を求めておきます。

わが党の質問でも、 2014年4月1日から 2015年4月1日まで、入所申請者数は2000人増えて2万5000人弱と見込んでいます。認定保育園の枠が900人一気に進めるとのことです。中原区で、20H年度内に整備される保育園数と定員数を伺います。年度末に待機児童ゼロにするのに、どのくらいの定員数を中原区で必要と見込んでいるのか。

◎答弁② 子ども本部長

中原区の保育所の整備についての御質問でございます。現時点におきましては、新設が小杉町、新丸子東と中丸子2箇所の計4箇所、民営化による建替えが宮内の1箇所で、 350人の定員増を図る予定どなっております。また、現在、民間事業者活用型保育所整備事業におきまして、市内で13箇所程度の公募を行っているところでございまして、中原区につきましては、重点的な募集地域を東急東横線・新丸子駅から元住吉駅周辺及び、JR南武線・向河原駅から武蔵中原駅周辺としておりまして、この事業により更なる保育所の整備を図ってまいります。

◎質問③

私たちは、自治体の責任として公有地活用や民有地借り上げ型などあらゆる手法で認可保育園の整備を繰り返し求めてきました。2015年4月に向け、市有地貸与型は中原区で1か所、民有地借り上げ型は川崎区と宮前区で2か所、2016年4月に向けては、公有地を活用した市有地貸与型は川崎区で1か所との予定ですが、士地を確保し保育園を整備するということでは不十分ではないでしょうか。熱意が伝わってきません。昨年の 6月議会で、上小田6丁目の閉鎖される警察官舎の跡地については、市が活用する意思があることを要望すべきと求めていました。しかし、断ったとのことです。そもそも要望したのか、対応と見解を伺います。

◎答弁③ こども本部長

公有地の活用等についての御質問でございますが、神奈川県から昨年11月に、県警宿舎等、市内県有施設の跡地の利活用について照会がございました。そのうち上小田中宿舎跡地は、武蔵中原駅から直線距離で約520メートルと利便性が良く、保育需要も高い地域ですが、整備に当たり接道等の課題の整理が必要であるととから、就学前児童人口が急増し、待機児童の多い幸区の塚越宿舎跡地を、川崎区境町に続き2件目の県有地活用型の保育所整備予定地として県に要望しているところでございます。認可保育所の整備につきましては、今後も、公有地の活用や民有地借上げ型をはじめ、民間事業者活用型や鉄道事業者活用型など、様々な手法により行ってまいります。

◎質問④

それでは最後に市長に伺います。上小田中6丁目の察官官舎跡地は、子ども本部長の答弁でもあったように中原駅にも近く保育需要も高い地域にあります。士地を確保すれば園庭のある保育園が整備できます。子どもの発達成長を保障し環境を整えるのは自治体の役割なはずです。この士地は県民である市民の士地でもあるわけですから、川崎市の待機児童を多くかかえ厳しい現状をよく県に知っいただいて、県に対して強く申し入れていただきたいと思います。市長の見解を伺います。

__ (19)◎答弁④ 市長

県有地の保育所への活用についての御質問でございますが、認可保育所につきましては、これまで公有地や民有地を活用し、様々な手法により、待機児童数や、各保育所の申請状況、将来的な保育需要等を踏まえ、整備してきたところでございます。県有地の活用につきましては、県有地貸付制度により川崎区境町への整備が決定しているほか、県有地貸付制度の平成27年度以降の制度継続と幸区塚越宿舎跡地の貸付を県に要望しているところでございます。中原区上小田中地区につきましては、保育需要も高い地域であると認識しておりますので、県へ働きかけるとともに、県有地に限らず様々な手法による整備を検討してまいりたいと存じます。

◎意見要望です。

県にも働きかけていただけるということなので、ぜひ、強力に申し入れていただくようにお願いいたします。ここに公有地があると知った周辺の地域の方からは、士地を取得して市民がかつようできることを期待しています。保育園の整備の重要性とともに高齢者が憩える場を併設できないかという声もでてきています。それだけ、市民は切実であるということを知っていただいて、県への対応をよろしくお願いいたします。