ゆうゆうレポート

職業技術校跡地や県有地のあり方、共産党・はたの君枝さんの考えは…公開質問状への回答から

2010年6月23日

住民団体から、下小田中の職業技術校跡地や県有地の活用のあり方について、参院神奈川選挙区予定候補への公開質問状の回答が公表されました。私の活動地域、住民のみなさんの関心が高い問題ですので、質問内容と共産党・はたの君枝さんの回答コメントを紹介させていただきます。

 

(質問1)同校は川崎市の地域防災計画で「震災時の医療・給水など他都県市からの応援の活動拠点」に指定されています。警察官舎が建設されると、この「防災拠点」から外されることについて、どう思いますか?

(はたの君枝さん回答コメント)

阪神大震災では都市部のオープンスペースが延焼遮断帯となり、住民の救助活動・避難場所として貴重な役割を果たしました。川崎市は全国トップレベルの人口過密都市、なかでも中原区は最も人口急増地域であることから、防災拠点とオープンスペースを増やすことが求められています。

(質問2)各種世論調査でも明らかな住民世論を無視して、神奈川県警本部が計画を進めている同跡地への警察官舎建設計画について、どう思いますか?

(はたの君枝さん回答コメント)

警察庁の宿舎整備方針では老朽宿舎の建て替えが基本であり、民間賃貸マンションの借り上げ方式も提起しています。空き家が多い県内の既存宿舎の改築・改修で対応すべきです。住民合意が得られない同跡地に建設することは、公有地活用のあり方、公共事業の進め方として問題であり、中止・撤回すべきです。

(質問3)私たちの住民団体は、アンケート結果による住民要求と地域の実情をふまえて、跡地利用の対案として、認可保育園の用地を確保しつつ、子どもから高齢者まで憩える「花と緑のスポーツ防災公園」を提案しています。この住民提案について、どう思いますか?

(はたの君枝さん回答コメント)

スポーツができる運動広場になれば、震災時に必要な防災拠点・オープンスペースとして、住民の命・安全を守る場所にもなります。中原区で増加している子どもの遊び場の確保、市民のスポーツ要求に応えるためにも、とても良い対案だと思います。

(質問4)川崎市内は認可保育園の待機児童数が1,000人以上、特別養護老人ホームの待機者数が5,000人以上と深刻な事態です。広い用地が確保できないことが、施設の増設が進まない要因と言われています。市内最大規模の公有地である同跡地を含め、県有地の有効利用のあり方について、どう思いますか?

(はたの君枝さん回答コメント)

用地の活用はまず「住民福祉のため」が基本です。この6月、川崎市議会でも「認可保育所・特養ホーム整備のために県有地の提供を求める意見書」が全会一致で可決されたと聞きました。同跡地はかなり広い公有地ですから、保育園と特養ホームの整備とあわせ、スポーツができる防災公園も整備できるのではないでしょうか。

(質問5)同校グラウンドは県の学校開放事業により、少年野球・少年サッカーなど年間1万人以上が利用する地域のスポーツ活動の拠点でした。廃校されてから2年以上も空き地のまま放置され、暫定利用を求める運動が起きています。跡地計画(現時点は警察官舎)が着工するまでの期間、これまで使っていた少年野球・少年サッカー等の団体への暫定利用、住民開放について、どう思いますか?

(はたの君枝さん回答コメント)

学校が廃校になったら市民が自分で場所を探せというのでは、学校施設開放のあり方として問題です。近隣の県立新城高校も仮設校舎建設により部活動に支障が出ると聞いています。地域の教育環境を保持し、子どもから高齢者まで住民が使える広場として、一刻も早く暫定利用・住民開放を実現するべきだと思います。

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(写真は6月16日、川崎市内最大規模の公有地として跡地利用に住民の要望と関心が集まる中原区下小田中の旧県立川崎高等職業技術校跡地を視察する、共産党の河野幸司県議、むねた裕之中原区県政対策委員長。県議会では中原区選出の民主党県議が、住民世論に反して警察官舎建設を推進する質問を繰り返しています)