議会活動報告

3月議会・予算審査特別委員会 質問(1)井田病院患者送迎用シャトルバスについて(3月9日)

2016年3月10日

予算審査特別委員会で(1)井田病院患者送迎用シャトルバスについて、(2)高次脳機能障害について、(3)中原区内の子育て支援団体について、(4)中原区の認可保育園への入所状況と整備についての4FullSizeRenderつのテーマで質問しました。順に掲載します。

(1)井田病院患者送迎用シャトルバスについて

大庭 質問①

  井田病院患者送迎用シャトルバスについて 病院局長に伺います。

  井田病院患者送迎用のシャトルバスが2016年この3月31日運行終了という方向が出されました。シャトルバスの運行終了については納得のいくものではありません。運行終了の理由は、「路線バスの充実により、シャトルバスが路線バスの妨げの要因となる」としています。路線バスが増便することは歓迎するところですが、そもそもシャトルバスと路線バスの始発駅は同じでも、運行ルートは違います。シャトルバスは交通不便地域と言われる住宅街を通りますが、路線バスは、幹線道路を走ります。先日も下小田中3丁目の住宅地に住む高齢者の方が、「井田病院に行くのにタクシー代が往復5000円もかかった」という話を伺ったばかりです。また、「井田病院は、近くにあっても遠い病院なので、他の病院に行っていますよ」と、いう方の声は多く、当該地の町内会からも「運行を継続してほしい」という声があがっています。

  アンケート調査では、来院方法としてタクシーが18%です。タクシーで来られる方がどういうところから乗車してきているのか、実態調査が必要です。無料のシャトルバスを利用してきた宮内に住む方は、「市営バスで小杉まで出て、小杉駅からシャトルバスを利用します。小杉駅東口までまわりバス乗り場が遠くなったうえに、2回もバス代を支払うようになって困る」と訴えられました。高齢者や低所得者の方に新たな負担を強いることになります。行先が井田病院であるこうした方について、井田営業所での乗り継ぎ同様に料金が発生しないなどの改善策ついて、伺います。

今後の運行の方向では、引き続き患者等のアンケート調査等により、交通アクセスの状況を把握に努めるとしていますが、アンケート調査の目的を伺います。

病院局長 答弁①

  井田病院患者送迎用シャトルバスについての御質問でございますが、

  はじめに、公共交通機関を乗り継いで来院される方への、費用負担軽減の対策についてでございますが、井田病院は、その立地や地域がん診療連携拠点病院としての役割などから、近隣の中原区、高津区以外にも、市の内外から多く方々に御来院をいただいているところでございますので、公共交通機関の料金の一部を病院が負担して、患者さんの費用負担の軽減を図ることは難しいものと考えております。

  なお、患者さんなどから御相談がありました場合には、高齢者の通院等の外出を支援する制度や、井田営業所での乗継、お得な路線バス乗車券などの御案内をしてまいりたいと存じます。

  次に、アンケート調査の目的についてでございますが、井田病院では患者さんへのサービス向上を目的に、毎年アンケート調査を実施しているところでございまして、病院職員の対応や療養環境、交通の利便性等の項目について、満足度や御意見等をいただくとともに、それらの御意見を参老に、改善に向けて取り組んでいるところでございます。

  今後、路線バス増便後の交通アクセスの状況等につきましてもアンケート調査を行い、井田病院へのアクセス改善の手法等について、研究を進めてまいりたいと考えております。

大庭 意見要望

  アンケート調査では、井田病院への交通アクセスの状況等については、改善の手法等については研究を進めていくということですが、バスが運行していたこの地域が交通不便地域であることには変わりないので、運行の継続を求めるものです。シャトルバスを利用してきた人たち、特に高齢者の方など経済的、身体的にも困難な方々の足が奪うことになるということをしっかり認識して対策をはかるべきです。提案の一つとして始発を武蔵中原駅から運行すれば、住宅街を通り、最短距離で井田病院に行くことができます。ぜひ、検討研究してください。この地域の交通不便の解消については、都市計画道路の整備でバスの運行の可能性まで待っていたら、10年20年と先になってしまいます。駅や主要施設のアクセスという観点で、交通局、まちづくり局にも研究・検討していただくことを要望し、引き続きとりあげていきたいと思います。