議会活動報告

6月議会・一般質問(2) JRの混雑解消策と女性専用車両について計画について(6月20日)

2016年6月24日

(2)JRの混雑解消策と女性専用車両について計画について

大庭 質問①

JR南武線と横須賀線の混雑についてですが、2014年度の国交省の全国鉄道混雑率調査では、南武線武蔵中原駅から武蔵小杉駅間は、全国ワースト5位の195%の混雑率。横須賀線武蔵小杉駅から西大井駅間が全国ワースト6位で混雑率192%です。前年度よりもFullSizeRenderワーストの順位はあがっています。

三浦副市長は、3月議会で、南武線に言及して、「混雑の緩和は喫緊の課題と認識している」と、答弁されています。さらに「現在6両編成の同路線を長編成化」にすることについては、神奈川県鉄道輸送力増強促進会議において要望し、国の交通政策審議会へ提案を行い、「事業主体となるJR東日本と連携を図り、ホーム延伸の課題等を検討」して、「早期実現にむけて取り組む」とのことでした。

ホーム延伸が可能なのか、早期とはどのぐらいの期間の実現を考えているのか、見通しと合わせて、伺います。

また、横須賀線の武蔵小杉駅ついての、駅ホームの混雑の解消策について、合わせて伺います。安全対策として以前から要望していたホームドア整備について、伺います。

副市長 答弁①

JR南武線と横須賀線についての御質問でございますが、

はじめに、南武線の長編成化など、鉄道輸送力増強を促進させるためには、川崎市としても、 JR東日本と連携して取り組む必要があると認識しており、本年3月に策定した本市総合計画に、市内の鉄道ネットワークの充実に向けた、鉄道事業者等と連携した取組を位置づけたところでございます。引き続き、できるだけ早い時期の長編成化の実現に向け、ホーム延伸の課題等に関する検討を進めてまいります。

  次に、横須賀線武蔵小杉駅ホームの混雑解消策につきましては、本市としても同駅の混雑は大きな課題であると認識しておりますので、 JR東日本に対して要望、協議を重ねてきたところでございます。引き続きJR東日本に対し、混雑解消策に関して強く働きかけるとともに、連携してその改善策について検討を進めてまいります。

次に、横須賀線武蔵小杉駅のホームの安全対策についてでございますが、引き続き優先的なホームドア設置について協議するほか、その他の安全対策につきましても、検討を要請してまいります。

大庭 質問②

南武線ついてですが、新型車両によって車体幅が広がり6両一編成で約80人増しの924名の乗車が可能になった(旧209系(848人)35編成をE233系新型車両に)とのことですが、混雑は依然解消されていません。運行本数は、これ以上増やせないとのことです。中原区は、武蔵小杉駅周辺を中心にさらに人口が1万人以上増え、南武線の混雑率は、今後さらに高くなることは明らかです。国交省の資料によれば、混雑率250%とは、「電車が揺れるたびに、体が斜めになって身動きできない。手も動かせない」状態とのことですが、もうすでに250%の状態であること、武蔵中原駅から乗車する私の実感です。南武線の喫緊の混雑解消策について、伺います。

喫緊の混雑解消策として、車両の構造を改良や武蔵小杉駅行のバスの新路線を増やすなど、検討すべきではないのか、伺います。

副市長 答弁 ②

南武線の混雑解消についての御質問でございますが、

南武線の混雑につきましては、小杉駅周辺だけではなく、沿線周辺の人口増に伴う利用者の増加が起因しているものと考えられます。

そのような状況を受け、JR東日本では、南武線において、平成26年10月に新型車両を導入して以来、旧型車両からの入れ替えを進め、本年1月までに、 35編成の新型車両の配置が完了したところでございます。この新型車両は、車両の両側7.5㎝ずつ広がることにより、混雑が約1割緩和されるとされております。

本市といたしましては、新型車両導入の効果を確認しつつ、その他様々な方策について、 JR東日本と連携を図り、検討してまいりたいと考えております。

大庭 質問③

混雑解消策について、様々な方策との答弁がありましたが、様々とは、どういうことが考えられるのか。バス路線を増やすなどの言及がありませんでしたが、再度、見解を伺います。

副市長 答弁③

南武線の混雑解消についての御質問でございますが、

南武線の混雑につきましては、国勢調査やパーソントリップ調査などの既存の調査で把握できる沿線の人口動態や交通動向も踏まえ、バス交通が混雑解消につながるかを見極めるとともに、交通政策審議会の答申にも示されているオフピーク通勤への誘導などのソフト対策について、 JR東日本と連携を図り検討してまいります。

大庭 質問④

現在でも市民はオフピーク通勤を行っていますし、市民は何本も電車を見送って、努力しています。

女性専用車両の導入についてですが、全国鉄道混雑率調査のワースト10位の中で、女性専用車両を導入していないのは南武線と横須賀線を含む4路線で、あとの6路線は導入しています。とりわけ川崎市内の動脈となっている南武線については、川崎市として早期導入するようJRに強く要請すべきです。混雑時の南武線には、新城駅から乗車する西中原中学校に登校する生徒がいます。武蔵中原駅で降りるのは、大変です。電車通学は一昨年よりも倍増えて210人です。せめて、登戸駅始発での導入や電車を限定させるなど検討すべきです。見解を伺います。

副市長 質問④

南武線への女性専用車両の導入についての御質問でございますが、

平成17年に、国士交通省が、快適で安心な車内空間確保の観点から「女性等に配慮した車両の導入促進に関する協議会」を設置して以来、本市においても神奈川県鉄道輸送力増強促進会議の機会を通じ、女性専用車両の導入について要望してまいりました。

今後につきましても、引き続き女性専用車両の導入に取組むよう要望してまいります。

大庭 意見要望

小杉駅周辺の再開発によって混雑は小杉駅だけでなく、その周辺の駅にも大きな影響を及ぼしていることは明らかです。

混雑解消は、さらに人口が増えることから、事故がおきないように最優先の課題で取り組む必要があり、JRに要請していくことはもちろんですが、JRの対応待ちの姿勢であると感じざるをえません。再開発のまちづくりをすすめてきた市の責任として、市独自で武蔵小杉駅周辺の交通アクセスについての市民の実態調査を行うべきです。バス路線については、そうした結果に基づきながら、井田や下小田中の交通不便地域内を武蔵小杉駅行きなど運行する小型バスの導入を検討していただきたいと思います。横浜市では、住宅地内を運行する小型バスは、6系統あり、幅員5メートルあれば、運行は可能とのことです。これまで川崎市交通局は、幅員不足でバスの走行できないとしていた箇所も、小型バスなら可能ということがわかりました。混雑解消と交通不便地域解消という観点からも、所管する交通局長・まちづく局長に、検討していただくことを要望し、今後も質疑を重ねていきたいと思います。