ゆうゆうレポート

臨海部大規模開発現場視察(主催 川崎民主市政の会)を行いました。(4月6日)

2017年4月10日

市長選挙まで6カ月となりました。川崎民主市政の会としても本格的な活動をスタートする時期となります。改めて、市長選挙に向けた政策に反映させることを目的に、川崎臨海部の不要不急の大規模開発現場の現状を視察してきました。会の呼びかけで48名が参加しました。

バスの車中で、川崎区選出の佐野議員がコーディネーターとなって、臨海部開発について経過を含め、いかに無駄使いであるかということを資料に基づいて詳しく説明してくれました。(佐野議員は、資料作りに徹夜だったそうです。お疲れ様でした!)

まず最初の視察現場は、川崎港の無駄使いです。視察の目的としては、①臨港道路東扇島水江町線(橋)のかかる場所の確認 ②川崎港の3基のコンテナターミナルの利用状況 ③掘り込め埋め立て予定地の確認などです。

港湾局の巡視船「あおぞら」に乗船し、海上から、川崎港の全体像を把握。川崎港管理センター港営課長の城後さんから、川崎港について成り立ちや各産業の概要など船内から説明をしていただきました。

DSC_0174ず①臨港道路東扇島水江町線(橋)ですが、南北の対岸では、橋げたの工事が進んでいました。

そして②のコンテナターミナルの利用状況です。私が乗船するのは、3・4回(?)になりますが、ヤードにコンテナが積荷されているのは、依然より多少あったかなという程度の感じでしたが、船の停泊はなく、ガントリークレーンがせわしく稼働しているという様子は今回もありませんでした。東京港や横浜港の規模と現状を見ているだけに、のんびりとした風景が広がっていた印象は変わりませんでした。川崎市が掲げる40万TEUの目標をどうクリアするのか?という疑問は参加した市民の共通認識になりました。

③掘り込め埋め立て予定地ですが、今、埋め立てる必要性もないにもかかわらず、また、市内の残土であれば費用は掛からないのに、他の自治体から埋め立て用の残土を購入して、まで、整備しようとすることに、改めて怒りをこみ上げてきます。

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マリンエンで昼食をとり次はキングスカイフロント(殿町)と羽田連絡道路予定地の視察です。

川崎生命あがく・環境研究センター(LISE)で、副所長さんから説明を受けナノ医療イノベーションセンター内を見学をさせてもらいました。

多くの市民は、このキングスカイフロントがどういうエリアなのか、わからないというのが、実態ではないでしょうか。市民にメリットがあるかといえば、実態が明らかになればなるほど、川崎市が市民の税金を使って整備するものではないことがわかります。

ナノ医療イノベーションはセンターは、ドラックデリバリーシステムで、がん治療薬の開発する研究施設です。内容的には、人類にとって役に立つ研究であることはわかりますが、川崎市が莫大なお金を出して行うべきものではありません。川崎市は、ノウハウもコネもなく、一自治体が受け皿になる事はできるものではありません。運営責任を川崎市の産業振興財団にはかるようにしていますが、医療という点では専門分野ではないことは明らかです。経済波及効果と雇用創出効果を生み出すということですが、研究というのは、結果がすぐできるものではなく、商品化にできるかどうか不透明です。自治体が市民の税金で使う事業とは言えないことも、参加した人たちとも共有できました。

DSC_0298 羽田連絡道路もすでに3キロ河口側で国道357号多摩川トンネルが工事着手しているのに、貴重な干潟をこわして環境破壊があきらかな橋の建設はやめるべきです。多摩川の水鳥をながめながらそんな思いを強くして、視察終えました。

下小田中地域から、参加したAさんは、「やっぱり、来てみて、実際に見ないと中々わからない」「これをどう知らせていくかが課題だ」と、感想を述べていました。できれば、また企画ができればと思っています。

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