議会活動報告

2021年川崎市議会第2回定例会(6月議会)詳報・その2

2021年6月24日

2021年川崎市議会 第2回定例会(6月議会)・6月21日の一般質問で、おおば裕子議員が行った【女性の雇用確保と支援】の質問は、次の通りです。

(2)女性の雇用確保と支援について

質問:1 おおば裕子議員
川崎市男女平等推進行動計画にかかわって女性の雇用確保と支援について、経済労働局長に伺います。
今年3月に第9期川崎市男女平等推進審議会が開かれ、答申がまとめられました。
 第4期川崎市男女平等推進行動計画(2018年度~21年度)の取り組み状況では、7つの数値目標を設定しその内の2項目が目標達成したとのことです。その一つが、就業に関する総合相談窓口「キャリアサポートかわさきにおける女性年間就職決定者数」です。
 そこで、女性の就労支援・雇用対策についてです。
「キャリアサポートにおける女性年間就職決定者」では、計画策定時の2016年度の236人から2019年度は327人と91人増となりました。その就職決定者が増えた要因について伺います。

答弁:1
女性の就職決定者についての御質問でございますが、
本市においても生産年齢人口の減少が将来見込まれ、経済活動をはじめ様々な分野で多様な人材や柔軟な働き方が求められる中、女性の労働参加を促すことは大変重要であると考えております。
女性の就職決定者が増えた要因といたしましては、女性の登録者が増加したことを踏まえ、女性専用相談の実施回数の増加や、再就職に向けた心構えに関するセミナーを実施するなど、利便性や置かれた状況等に配慮しながら、丁寧な就業支援に取り組んだことなどと考えております。

質問:2 おおば裕子議員
2021年度まで目標値は275人以上です。達成の見通しと取り組みについて伺います。審議会での答申のデータでは、本市の25歳~54歳の女性無業者のうちに55.6%が就業を希望し、その内42.1%が求職者で全国に比べても求職者の割合が高くなっているとのことです。こうした現状から、数値目標を引き上げる必要があるのではないでしょうか。伺います。

答弁:2
数値目標についての御質問でございますが、新型コロナウィルス感染症の影響により雇用情勢が悪化している状況を踏まえ、本市の就業に関する総合相談窓口「キャリアサポートかわさき」においては、これまでの取組に加え、昨年度から求人開拓員を増員し、就業支援体制の強化を図るなど、目標達成に向けて、女性の就業支援に取り組んでいるところでございます。
また、次期の「川崎市男女平等推進行動計画」における数値目標につきましては、今後の雇用状況等を勘案しながら、関係局と協議してまいりたいと存じます。

質問:3 おおば裕子議員
 女性のキャリアサポートかわさきにおける就職決定者についてですが、
 就職決定者のうち、過去3年間の正規の人数とその割合を伺います。
数値目標項目の中に、正規の数値目標も表記すべきと考えますが、見解を伺います。

答弁:3
女性の就職決定者についての御質問でございますが、
「キャリアサポートかわさき」における女性の就職決定者のうち正規雇用の人数と全体に占める割合は、平成 30年度が67人、20.4%、令和元年度は99人、 30.3%、令和2年度は48人、 20.3%となっております。また、次期行動計画における数値目標につきましては、育児や介護などにより女性求職者による雇用形態の希望は様々でございますので、どのような目標が適切なのか、今後、関係局と協議してまいりたいと存じます。

質問:4 おおば裕子議員
答弁では、正規雇用はこの3年間でみても、2割から3割で、7割から8割が非正規雇用です。目標をもってとりくむことを求めておきます。審議会の答申では、コロナ禍のもと「女性の雇用状況に大きな影響を及ぼしており女性のキャリア形成に向けた支援へのニーズが高まっている」としています。
わが党の代表質問で、平塚市の就職困難者を対象に「正規雇用促進補助金制度」をとりあげました。月額基本給の全額上限20万円、3か月の額で最大60万円の補助する制度です。平塚市に問い合わせたところ、申請が増えきているとのことで、現在の申請15社、19人でそのうち女性が13人と担当者も驚いていました。担当者は、コロナ禍のもと、パートなど解雇された女性など雇用情勢の反映があるのではないかと、話していました。平塚市では、正規雇用の目標を160人とし9800万円を予算化して、正規雇用を促進しています。女性の雇用支援ということからも、市として制度を創設することを検討すべきです。伺います。
 
答弁:4
正規雇用に向けた女性の就労支援についての御質問でございますが、
「キャリアサポートかわさき」におきましては、女性のキャリアカウンセラーを3名配置するとともに、川崎区、麻生区での出張相談を実施するほか、毎週火曜日に託児 サービス付きの女性専用相談窓口を開設し、利便性に配慮しながら、丁寧な就業支援を行っているところでございます。こうした取組に加え、本年4月に開設したオンライン相談の活用や、女性の就職に役立つセミナーの開催、女性求職者と市内中小企業とのマッチング会を開催するなど、正規雇用につながるよう取り組んでいる、ところでございます。今後につきましても、関係機関等と連携し、様々な事業を効果的に実施することにより、女性求職者に寄り添ったきめ細やかな就業支援を進めてまいりたいと存じます。

意見要望:おおば裕子議員
 財政的な支援を実施することで、正規雇用として安定した雇用、人材確保につながります。引き続き検討するよう求めておきます。

その他の質問

・高校生の支援について

・高齢者世帯へのエアコン設置助成について

・高次脳機能障害者の支援について

・総合自治会館跡地の活用について