議会活動報告

2022年川崎市議会第2回定例会(3月議会)詳報・その2

2022年3月15日

川崎市議会 第2回定例会(3月議会)/3月9日の予算審査特別委員会で、おおば裕子議員が行った〈バス路線の充実について〉の質問は、次の通りです。

バス路線の充実について、伺います。

質問①
 はじめに、等々力線(小杉駅前から溝の口駅前)の再編についてです。
 3月27日から新たに都市計画道路宮内新横浜線を市バスが運行します。地域での利用はどうかわるのか、伺います。
西下橋と又玄寺の交差点の中間にバス停を整備し、名称は大ケ谷戸向町とのことです。バス停近くには医療施設があります。高齢者なども利用しやすいようにベンチや上屋の設置が必要です。交通局長に伺います。また、バス停の整備により、自転車の通行者に対して車道への誘導が必要です。以前、矢羽根の設置を要望し検討するとのことでしたが、建設緑政局長に伺います。

答弁①-1
等々力線再編についての御質問でございますが、
この度の再編は、中原区宮内地域利用者の武蔵新城駅 への新たなアクセス確保と武蔵溝ノ口駅への速達性向上が図られるものでございます。
次に、新設する「大ケ谷戸向町」停留所におけるベンチ、上屋につきましては、道路幅員などの設置条件や、 路線再編後の利用状況等を確認し、設置の必要性を含め 検討してまいります。

答弁①一2
自転車通行環境整備についての御質問でございますが、
宮内新横浜線における西下橋と又玄寺の両交差点間につきましては、朝夕の時間帯などにおいて、歩行者と自転車の交通量が比較的多く、歩道内での幅襲などが見受けられております。 こうしたことから、今年度改定する川崎市自転車活用推進計画に、同路線の通行環境整備を位置付けたととろでございます。今後は、整備に向けて、令和4年度から、車道に自転車の通行位置等を示す矢羽根の設置や、新設されるバス 停付近での注意喚起など、安全対策について交通管理者との協議を進めてまいります。

意見要望
 西下橋交差点の又玄寺方面に本来バス停が必要ですが、整備する場所がないとのことです。利用者や運行状況をみながら、すみやかに設置できるよう求めておきます。


質問②
 下小田中・井田の交通不便地域にバス路線の新設・充実についてです。
臨港バス原62系統の運行数が減便されたことは、他会派の方からも話がありました。武蔵中原駅から下小田中・井田地域、元住吉駅・北加瀬地域をとおり新川崎広場の間を運行します。

井田三舞町バス停

これは、井田三舞町のバス停ですが、土曜日の朝1時間に1本、合計3本の運行のみです。以前は、この路線のバスを利用する障害者と付き添いの方の姿をよく見かけました。土曜日だけの運行となり利用できなくなったのではと、気になっています。交通局長は、市バスの役割として、市民の日常生活を支える役割があるとこの議会で度々答弁されていました。この地域の交通アクセスについて、市民の足として保障できないか、交通局長とまちづくり局長に見解を伺います。

答弁②-1
市バスの運行についてのご質問でございますが、
市バスでは、厳しい経営状況の中、運転手など限られた経営資源で運営していることから、新たな路線の運行 に際しては、既存路線の運行計画を見直すことが必要となり、市バスをすでに御利用のお客様に影響を及ぼすこと、また、需要や採算性などについて慎重な検討を要することなどの課題がございます。このため、当該地域における運行につきましては大変難しいものと考えております。

答弁②-2
路線バスの運行についての御質問でございますが、
路線バスの減便につきましては、バス事業者からは、 新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえ、バスの 利用動向に合わせ運行回数などを変更しており、当該バ ス事業者が運行するバス路線全体における利用者の回復 が見込めるまで運行回数などの検討は難しいと伺っているところでございます。 本市といたしましては、今後の動向を注視し、便数のる確保などについて、引き続きバス事業者に要望してまいりたいと考えております。

質問③
中原区は交通が便利といわれますが、下小田中・井田一部地域など交通弱者が存在し交通不便地域があることを繰り返し述べてきました。また国際交流センターや聴覚障碍者情報センター、老人いこいの家などがまとまって位置していることや、井田病院行きのシャトルバスを運行した経緯もあり、バス路線の充実は地域からの強い要望であると。要望もしています。本市が所有する小型バスの運行についても求めてきましたが。現在、2台の車両の活用状況、更新の次期と今後の活用計画はあるのか、伺います

答弁③
小型バスについての御質問でございますが、
市バス保有の小型バスは、その輸送力から、朝夕のラ ツシュ時間帯の運行には適しておらず、対応可能な時間帯や路線が限られるうえ、座席数も少ないことから、効率性や利便性などに課題がございます。 また、小型バスは中型バスと比べ、車幅が20センチメートル小さいものの、ホイールベースが長く、最小回 転半径はより大きいため、狭陸路における右左折など安全確保が難しいことから、現在まで活用に至っておりま せん。
なお、当該小型バスは、当初、藤子・ F ・不二雄ミュージアム線の車両として平成23年度に導入したもので、 約10年が経過しているところでございます。

意見要望です。
更新まであと数年はあるのに活用の計画はないということです。2台の車両は維持費に年間約200万円かかると聞いています。
狭い箇所があり運行に難しいなど答弁ですが、調整はいくらでも可能です。高齢になり自転車を乗っていた方も危険なので乗るのをやめたという方は少なくありません。移動手段として将来を見据え、今ある小型バスを利用して、まずは社会実験をするなどして有効活用できるよう要望しておきます。