この指とまれ(コラム)

来春卒業大学生の就職内定率57.6%!高校生・若者の雇用対策を!

2010年11月20日

CIMG5630

   「30社面接しているけど就職が決まらない」「あきらめて、バイトばかりしているのよ」と、大学生の子どもをもつ友人たちと久しぶりに会った会話は、ご多分に洩れず就職難の話題です。(写真 ハローワーク川崎北)

文部科学、厚生労働両省が、来春卒業予定の大学生の就職内定率を発表(10月1日時点)しましたが、内定率は前年より4.9ポイント低い、57.6%で「就職氷河期」と言われた2003年の60・2%を下回り調査を開始した1996年以降で最悪で、厳しい状況は高校生も同じです。こうした現状の中で、就活生は、パワハラや圧迫面接などにさらされていると聞きます。長くたいへんな就活をしている学生の一人ひとりを想像すると本当に心が痛みます。政府は、就職が決まらず卒業しても3年間は新卒扱いにするという方針をうち出していますが、雇用の場が増えていかなければ頭打ちで次の学年にまた影響していきます。川崎市が委託している事業キャリアサポートかわさきでは、求人開拓をして就業マッチング事業を実施していますが、正規の求人がないために、「いつまでも失業の状態ではいられない」と労働条件が決していいとはいえない非正規職を紹介するとのことです。いずれにしても政治の責任は大きいと思います。雇用といえば正社員があたりまえの社会。リストラや賃金をおさえて利益をあげ、内部留保をためこむ大企業に雇用を増やしていくルールづくり、これが求められます。

11月19日 ハローワーク川崎北、キャリアサポート川崎に行って、現状を伺ってきました。