中原平和公園4カ所で目標値を上回る放射線量が測定されました 。(10月24日)
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川崎市は、中原区園内の落ち葉が堆積した集積場所など6カ所を計測しましたが、計4か所で国の目標値(1時間当たり0.19マイクロシーベルト以下)を上回る放射線量が測定されたことを発表しました。市民から「中原公園、放射線量を測定したところ数値が高い箇所がある」との連絡を受けたことから、地上5センチを測定(使用機器:シンチレーション式サーベイメーター)したところ、排水口上(野外音楽堂側広場)0.25マイクロシーベルト、植樹帯(同広場内脇・清掃した落ち葉が堆積した場所)0.27マイクロシーベルト、園路(川崎市平和館の裏・清掃した落ち葉が堆積した場所)0.20マイクロシーベルト、広場(はだしの広場の南東、苅宿側・修業用の自然石が配置された場所)0.24マイクロシーベルトを計測され、本日付けの新聞各紙で報道がされています。
目標値を超えた場所については、セーフティコーンによる立ち入り禁止区域の設定および「立入禁止」と掲示し、飛散防止のためシートで覆っていましたが、公園に来ていたお年寄りは、「広場の中央にある立ち入り禁止はなんだ」と、で話している様子が見受けられました。また、保育園の子どもたちが連なって公園内を散歩しているのを見て、近隣の学校、幼稚園、保育園などは、周知を徹底することが必要と思います。また、公園内6カ所を測定した中には、国の目標値の0・19マイクシーベルトの箇所もあります、放射性物質は、飛散し移動しているのですから、箇所数も増やし定期的に測定の強化が必要と思います。