予算審査特別委員会で雇用問題など質問しました
3月10日、大庭裕子議員が質問しました。
大庭議員は、川崎市の緊急雇用対策の住宅の斡旋について、派遣切りなどで住まいを失った労働者に対する入居状況について質問しました。
まちづくり局長は、相談件数は二十一件のうち、単身者からは六人の相談があり、県の窓口を紹介したことをあきらかにしました。大庭議員は市独自で、単身者でも入居できる住宅を確保するよう求めました。
労働者の権利や制度等を紹介するパンフレットの作成を共産党市議団がおこなった雇用と労働に関するアンケートに寄せられている声には、「今日で来なくていいと言われた…」など、派遣切りに関連する内容の記述が三割におよぶことから、労働者の権利や制度の紹介をわかりやすくしたパンフレットを市が作成することを求めました。
経済労働局長は労働者向けのパンフレットについて、現在、作成の準備をしていると答えました。また、市と県が主催の緊急特別労働相談の概要について、二月に市民団体が稲毛公園で開催した「雇用・仕事・暮らしの総合相談で、様々な相談に答えた経験を紹介し、川崎市としても、雇用と生活支援を兼ね備えた総合的な相談ができるよう、労働相談会を充実させるべきであり、また、行政区ごとに相談窓口を設置するよう求めました。
この他、父子家庭支援、視覚障害者用音響式信号機と誘導用ブロックの設置、学校徴収金について質問しました。