《核》のない世界を《中原・平和をねがう原爆展》・映画『夕凪の街 桜の国』を鑑賞しました。(11月3日)
《核》のない世界を 《平和をねがう原爆展》が11月4日から9日まで中原市民館ギャラリーで開催されました。
広島・長崎に原爆が投下されて66年過ぎても世界には2万発以上の核兵器が存在し、現在も被爆された方の多くが放射能の後遺症に苦しんでいます。2回目となる原爆展の今年は、福島の原発事故による放射能の被害や影響、そして認識を新たにさせられる横須賀の原子力空母「ジョージワシントン」についても展示がされ、関心を持って観てきました。映画『夕凪の街 桜の国』は、映画館で見たいと思っていて逃してしまった作品です。広島原爆投下から10年後と、現代に生きる二人の女性をとおして、現在までの原爆の影響を描いた同名の漫画を映画化したものです。福島の原発事故によって小さなお子さんをもつ多くのお母さんたちが放射能の汚染で不安をかかえています。放射能汚染について関心が高くなっている時だからこそ、とても引きつける内容の映画だと思いました。派手さのない映画だけに、もっと宣伝して多くの人たちに、観にきてもらえるようにすればよかったなと後悔しました。
その他、今回の学習会では、自らも広島で被爆をされ原爆投下直後から被爆者救援・治療に合った医学博士の肥田舜太郎先生、そして同じく広島で被爆をし、歌人の加藤紀子さんをむかえての内容のある原爆展で、私はお話しをお聞きすることはできず残念でした。
私も今年は市会議員団の代表で長崎へ原水爆禁止世界大会に参加をし、核廃絶の思いを新たにしたところです。地域のみなさんとともに何かしらの取組や運動に参加もして、核廃絶へ早く近づくことができるようにしたいと心がけていきたいと思います。