おおば裕子
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「社会保障・税一体改革成案の撤回を求める意見書」案の提案説明をしました。(12月15日)

DSC01945 「予防接種に関する制度の拡充を求める意見書」案は賛成多数で可決、「社会保障・税一体改革成案の撤回を求める意見書」案は、(大庭議員が提案説明)「TPPへの交渉参加表明の撤回を求める意見書」案、は自民、公明、民主、みんなの党等の反対で否決されました。

社会保障・税一体改革成案の撤回を求める提案については、高齢者医療制度における医療費では、受診するたびに病院窓口で原則100円上乗せ徴収する受診時定額負担、70歳から74歳の医療費窓口負担の2倍化などの負担増が盛り込まれています。年金では、過去の物価下落時に据え置いた年金支給額の切り下げや支給開始年齢の引き上げなどは、まさに容赦のない社会保障の切り捨てをおこなうものです。こうした国民に負担をおしつけながら、消費税を増税にするというこれまでの庶民増税・社会保障改悪にもなかったものです。社会保障の財源については、消費税増税ではなく軍事費をはじめとする不要不急の経費、大企業と大資本家への行き過ぎた減税を見直し所得に応じた税制改革などで確保するべきと、各会派に賛同を訴えました。