おおば裕子
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江川せせらぎで『放射線量測定会』を開催!(3月16日)

江川せせらぎでの測定数値

  3月16日、江川せせらぎ遊歩道周辺の放射線量の測定を1日かけて実施しました。きっかけは、「放射能の汚染に心配することなく、地域のみなさんに安心して利用してもらいたい」と、ネットのメンバーから声があがり企画したものです。私は測定器(TCS-172)を持って参加しました。これは私の所属する日本共産党川崎市議会議員団で、市民の要望に応えるために出前測定する目的で購入したものです。早速お役にたつことができて良かったです。

当日は、新城公園に9時半集合で、平井会長、田辺事務局長を先頭にのべ8名が参加しました。
昨年も党主催で江川せせらぎの小関橋、明津橋付近の数ヶ所の放射線量測定しましたが、上流部の太陽第一幼稚園脇から矢上川までの2.5㌔の行程を調査するのは初めてです。

また、ちょうど江川せせらぎの清掃期間中で、中部下水道事務所に掻き揚げた汚泥をバケツに残してもらい、汚泥の放射線量の測定も行うことができました。
歩きながら、植栽地や水辺、ベンチや遊具の下など28カ所を測定しました。ウォーキングしている人たちや小さなお子さんをもつママたちから「この辺は大丈夫ですか」と声がかかります。心配で遊びをひかえさせていたというママは「これで安心です」と言って帰っていきました。

東屋北の橋・南側で0.23μシーベルト、井田橋上流石碑で0.21μシーベルト前後と比較的高い数値が出たので、道路公園センターに連絡して対応をしてもらうことにしています。
せせらぎ祭りの会場となっている水辺や0.18など気になる数値です。全体的には、0.04~0.15μシーベルトと市が対処すべきとしている数値にはいたりませんでした。

これからもホットスポットは見つかることと思います。数値の高い場所の特徴をよくつかんで継続的に測定していくことが大切だと感じています。みなさんといっしょになって測ることで交流も深まりました。また、測定運動として実施できる機会が持つことができればいいですね!江川せせらぎで測定写真