「技術校跡地の計画見直しを」―総務委員会で請願審査
▼日本共産党は「今からでも市は県に意見を述べるべき」と請願に賛成
県に技術校跡地に運動広場の設置を求める意見書をあげること等を求めて提出された請願が、8月22日の総務委員会で審議されました。
住民からの「市条例の規定より大きな公園を」との要望にもかかわらず、県の計画では、提供公園は条例が求める最低限の6%だけ。日本共産党の宮原議員は「県警の官舎なのだから住民に配慮すべき」と、市古議員は「十分な説明会をしない県の対応は不誠実。今からでも県に市として意見を述べるべき」と、それぞれ主張して請願に賛成しました。
▼自民・公明・民主・みんなの党は質問もせずに「反対」
他の委員は「審議はつくされた」「計画は大きく変わらない」などと反対したため、請願は不採択に。
傍聴した住民からは、「これまで意見書や請願署名を出してきたのに県の対応は不誠実。深刻な問題なのに、市は意見書も出さないとはひどい」と、怒りの声があがりました。
▼「目の前に住んでいるのに意向調査もない」―見直し求め5560通の意見書
市環境アセスメント条例により、市民の意見書と事業者の回答書が公表されました。
「目の前に住んでいるのに、説明会も数回、意向調査もなくいきなり建設するのは一方的」「県有地なら県民のために有効活用を」「財政危機と言いながら無駄づかい」などの意見書が提出されました。しかし回答書は「神奈川県警に伝える」と述べるのみで、市民からの疑問に答えていません。
議会で繰り返し主張してきたように、説明会を開かないままの建設着工は許されません。県警は責任ある回答をすべきです。