「規制緩和」で2万6千人もの人口を増やす『武蔵小杉再開発計画』に疑問符
▼「住民に納得のいく説明を」「タワープレイスの強風が住宅地にひろがる」と、6千人分の署名
武蔵小杉駅北側の日石社宅跡地(小杉2丁目)に、高さ180mのマンション2棟を建設する再開発計画にたいし、近隣住民から6千人分の署名とともに、日照被害や風害、人口増による交通渋滞などの悪影響が出るとして計画の見直しや検証などを求める請願が提出されていました。
7月20日に開かれた川崎市議会まちづくり委員会で、この「『(仮称)小杉町二丁目開発計画』に関する請願」が趣旨採択されました。
本来は市民の良好な住環境を守る立場に立つべき市が、大幅に容積率の規制緩和を認めるなど再開発計画を追認しているもとで、この計画に疑問を投げかける請願が採択されたことは画期的な成果です。
(写真は7月28日の「小杉再開発ウォッチング」の様子)