「ふれあいプラザかわさき」の開所式典に出席・内覧してきました!(3月27日)
老朽化した川崎市福祉センターを隣接地(福祉センターグランド)に移転して、子ども・高齢者・障害者に関する福祉の複合施設が4月1日開所されます。オープンに先立ち、記念式典に出席し、施設を内覧しました。
施設は、3階建て、延べ床面積3350m2。内壁はどの階も真っ白で明るく開放的です。きれいに活用するのが大変だなぁと、余計な心配もしてしまうほど清潔感あるつくりとなっていました。
正面玄関を入ると左右にそれぞれ施設が分かれます。
1階には、かわさき老人福祉・地域交流センターとシルバー人材センター。老人福祉地域交流センターは、大広間がありカラオケのセットも備えられ、他にお茶を立てることができる和室や調理室、食堂(ランチルーム)があります。もう一方の側には、シルバー人材センターが入っています。ここは、川崎区、幸区、中原区の担当の南部事務所になります。
2階には、1階に続き、かわさき老人福祉地域交流センターがあります
一階の大広間の真上にあたるところは大ホールとなって、ここで式典が行われました。ステージもあり大広間の2倍ぐらい広さです。他に談話室や浴室や整備されています。市民利用施設としても利用できるので
地域との交流が広がります。
片側は、ワークス川崎です。障害のある方が働く作業所です。企業就職に向けての支援も行います。障害者支援法に基づき、就労移行支援事業(6名)、就労継続支援B型事業(34名)、特別相談支援事業を行います。障害者の方は、もうすでにこの施設で作業を始めているとのことでした。
3階は、視覚障害者情報文化センターと日進町子ども文化センターです。
視覚障害者情報文化センターは、市直営で行われていました。新しく指定管理者制度に切り替えるということから、私たち議員団は、旧センターを視察し、施設関係者や視覚障害者から話しをうかがい、審議に臨んだ経過があります。地域のボランティアさんの継続や視覚障害者団体の交流室を設けることなど、私たちが求めてきたことが実際、内覧して、実現され確認ができて良かったです。機能も充実され生活情報用具展示ルームが整備され、利用者の方の要望にすぐ対応できるとのお話しでした。
子ども文化センターは、屋上広場があり、さらに開放的な空間が整備されました。授乳室もあって幅広い年齢層の交流も作られるのではないかと思います。子どもたちの笑い声が響きあう様子を想像するのは楽しいものです。
新しくなったふれあいプラザですが、この施設の目の前には福祉センターが長年役割をはたしてきました。 築40年が、経過した福祉センターは、今後取り壊され、2018年の開所をめどに、特別養護老人ホームやリハビリテーションセンターなど、新たに複合施設が新整備されることになります。この周辺一帯が、障害者、高齢者、子どもにとって優しさあふれる福祉エリアとしてあたたかく見守り続けられる存在となって川崎市の典型になるよう、これからの計画について委員会での審議に臨んでいきたいと思います。