市民アンケートの返信の「子育て」「暮らし」の切実な声
夏から市民のみなさんにご協力いただいた市民アンケートは5100通(11月5日現在)を超えました。アンケートに寄せられたみなさんの声はとても切実です。
子育て世帯から経済的な苦労があることが伝わってきます。「川崎市は,他都市に比べ子育てしづらい。医療費は、他都市は小6までなのに川崎は小1。しかも年収で助成が打ち切られる。」(30代女性)、「1年生の子どもがいるが、9月以降は病院に行く回数が間違いなく減ると思います。特に歯科や耳鼻科」「幼稚園の保育料が高すぎます。品川区などは、半分以上補助金がでるので負担がかからない」など、子育て世代に負担が重くのしかかる声であふれています。
一方、年金生活のお年寄りからは「年金だけでは生活は無理です。冠婚葬祭など生きていくうえでのおつきあいもあるので、どうしよう」「これ以上、年金が減らされたら困る」と悲鳴が上がり、それに伴い消費税増税への怒りです。「消費税が上がったのに、年金は減らされ、国保も介護保険料も上がってひどい!」(70代女性)、と、消費税の増税は困るという声が多くなっています。 直近の東京新聞、毎日新聞の世論調査でも、「10%に増税すべきではない」との声が7割です。アンケートの結果も同じです。今までは「社会保障に使うなら止むを得ない」との声がありましたが、今回はほとんどありません。物価が上がってもその分、収入が増えたということはありません。(逆に下がってる)、社会保障が充実したという実感をもっている方はほとんどないのが特徴です。生活ができないどころか生きていけないという方たちを増やすことになります。
地域要求では、バス路線の充実や道路の危険な箇所の改修の要望など貴重なご意見です。寄せていただいた要望は、行政に働きかけていきます。ありがとうございました。