おおば裕子
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第2回川崎市議会臨時会(1日目)が開催され、正・副議長等の選挙、先決議案等など行われました。(5月25日)

__ 川崎市議会臨時議会が開催されました。(2日目は26日)

議員選挙後、初めての議会です。一日目は、議席の指定、会期の決定議長・副議長選挙、常任委員会委員・議会運営委員会委員の選任、の選挙、操業委員会委員の推薦が行われました。

川崎市議会の議長・副議長、各種議員等では、40年ぶりに複数候補による選挙ということになり、その経過について触れたいと思います。

私たちは、議会運営というのは、それぞれの立場を尊重し、公正公平で民主的な議会運営を行なうことが大切ということを前提に、40年間何の問題もなく続けてきた慣例に基づいた議会の役職の選出をギリギリまで求めてきました。

国と異なり、地方自治体では首長と議員は直接住民から選挙で選ばれるという二元代表制がとられ、議会・議員は行政をチェックしていく役割を担っています。

行政をチェックするとともに、市の施策に住民の多様な意見を反映させていくためには、大会派のみならず少数会派も役職を担うことが求められます。そのような観点から、これまで正副議長は第1、第2会派から、監査委員は第3・第4会派から、神奈川県内広域連合企業団議会議員などについては議員数の比例按分によって選出をしてきました。

しかし、これまで40年間続けてきた慣例を踏襲することについて、今回の世話人会では、自民党からすべて選挙で決めたいとの申し出があり、自民、公明、民主みらいが、選挙を主張し、私たちの主張とは合意に至りませんでした。

このことは、これまでの川崎市議会の誇るべき慣例を覆すことになり、きわめて残念です。私たちは、議会の役職は住民の多様な意見が反映できるいままでの選出方法に戻すべきと考えていると申し上げました。

その上で、選挙ということになり議長に市古映美団長、副議長に石田和子副団長を推薦することになり、結果は、議長に自民党の石田議員、副議長に公明党の菅原議員が選出されました。

また、水道企業団議会議員・競馬組合議員・後期高齢者医療広域連合議会議員の候補をたて選挙にのぞみました。

各常任委員会では、私は市民委員会の所属し、副委員長として選任をされました。市民委員会の所管局は、市民こども局・子ども本部・経済労働局・港湾局となります。