「反差別パネル展」ヘイトスピーチー闘う市民たちー(川崎市立平和館)に行ってきました!(5月31日)
在日コリアン、同性愛や性同一性障害など性的少数者(LGBT)に対する差別への抗議活動に理解を求めようと、平和館で開催された「反差別パネル展」に行ってきました。
この催しについては、さつきまつりで、パネル展を主催する今井に住む知り合いのMさんからも呼びかけがあったものです。
「パネル展」では、ヘイトスピーチデモの列に向けて「憎しみを捨てよう」などと書いたプラカードを掲げる市民らの様子をとらえた写真約百二十点が展示され、その中には、川崎で行ったデモや日本共産党副委員長の小池晃参議院議員も横断幕を持ってデモの隊列加わっている写真もありました。
「パネル展」の他、デモを記録した動画、佐々木航弥監督のドキュメンタリー映画「ヘイトスピーチ」(120分)を1日3回上映。私は45分ほどしか見られませんでしたが、この映画を見て改めてヘイトスピーチに対する認識を深めさせてもらいました。ヘイトスピーチの憎悪に満ちた差別的な暴言に、在日コリアンの女性が「いったい私たちが何をしたというの」と泣き叫びながら抗議する姿。在特会に加わったという青年は、右翼的な特別な印象を持つような人ではありません。在特会前会長の桜井誠氏にひかれてその考えは正しいとするインタビューの内容にも驚かされるなどなど………今さらながら「こんなことにまでなっていたのか」と!この映画での衝撃は大きいものがありました。
ヘイトスーピーチがうまれ背景には、こうした行動を許す日本の政治や社会の風潮があるということです。民族差別、社会的少数者への人権侵害を容認する国であってはなりません。私もできるかぎりの支援をしていきたいと思っています。