9月議会・決算審査特別委員会・市民分科会 (1)審議会委員の女性参画について質問しました。(9月18日)
2015年第4回定例会(9月議会)決算審査特別委員会、市民分会で5つのテーマで質問しました。質問全文を順次掲載します。
決算審査特別委員会(市民分科会)
人権男女共同参画費・男女共同参画推進事業にかかわって、
(1)審議会委員の女性の参画について
(大庭 質問①)
本市の審議会委員の女性の参画についてです。20H年度の審議会の数、全審議会委員に対して女性委員の人数と割合、2013年度の比2015年9月17日較でお伺いします。女性の委員がゼロとなっている審議会名についても伺います。
第2期川崎市男女平等推進行動計画ではこの審議会等委員の比率を 2013年度までに 35%にすると定めていましたが、目標に届きませんでした。どのように総括がされたのか伺います。2014年からの第 3 期行動計画では、2018までに女性委員の比率を40%さらに引き上げる目標です。今後の課題とりくみについて伺います。
(答弁 人権・男女共同参画室担当課長①)
男女共同参画の推進についての御質問でございますが、はじめに、審議会等への女陛の参画につきましては、2013年度の審議会等の数は227、委員の人数は3,221人、そのうち女性の委員数は990人で、女陛委員の全体に占める割合は30.フ%となっております。
また、 2014年度の審議会等の数は239、委員の人数は3,38 1人、そのうち女陛の委員数は1,064人で、女陛委員の全体に占める割合は31.5%となっております。次に、女陛委員がいない審議会等は、川崎市特定不妊治療費助成事業協議会川崎市危険物保安研究会乳がん検診小委員会等、計14の審議会等となっております。
次に、「第2期川崎市男女平等推進行動計画」における審議会等委員の女性比率の数値目標に対する総括についてでございますが、 2013年度までに女性比率が35%となるよう定めておりましたが、2013年度の実績は30.%となっており、第2期計画当初の2009年度の28.9%から毎年、増加はしているものの、5年間で1.8ポイントの向上に留まっております。このような目標数値にいたらなかった結果から、女陛の参画が十分に確保されていない現状に危機感を持つと
ともに、目標達成に向けて取り組むべき課題を明確にしていくことが必要であると認識したところでございます。こうしたことを踏まえ、 2014年度から、審議会等委員が確定する前に各局区の男女共同参画推進員に合議した上で、事前協議を実施するように改めるなど、取組を進めているところでございますが、事前協議の効果的な実施への理解や委員の推薦を依頼する団体の構成メン
バーに女陛が少ないことなどが課題と認識しているところでございまして、これまで以上に、事前協議の徹底や女陛の参力畔足進の趣旨について周知を図り、審議会等への女陛の参力畔足進を高める取組を進めてまいりたいと考
えております。
(大庭 意見要望)
審議会の女性委員の参画ですが、女性委員がいない審議会の数は前年度より6増えて14にもなっていることや、審議会の中に、乳がん検診小委員会など、もっとも女性の意見を反映しなければならない審議会に女性委員がいないというのは驚きです。他にも同様の審議会が多く残されています。また。第3期行動計画は目標40%ですので、ぜひ、促進を図るようにしていただきたいと思います。