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12月議会・一般質問(4)交通不便地域への小型バスの導入について(12月19日)

〇交通不便地域への小型バスの導入について、交通局長に伺います。

大庭 質問①

IMG_1300決算審査特別委員会環境分科会で我が党の井口議員が小型バスについて質問してきました。藤子・F・不二雄ミュージアム線で運行していた2台の小型専用車両は、お客さんがいっぱいで乗り切れなくなり、2016年(平成28年)9月に新たに大型と中型車両が導入し、切り替えたとのことです。

2台の小型車両については、外装や内装を通常の路線バス仕様に戻す作業を実施して、2016年度(平成28年度)は、運転手の路線教習用の車両として使用するとのことでした。その後の活用については、関係局も含め検討しているとの答弁がされましたが、検討状況を伺います。

交通局長 答弁①

小型バス車両の活用の検討状況についての御質問でございますが、小型車両につきましては、平成29年度の管理委託営業所変更に伴い、管轄路線が変更されることから、平成28年度中は、運転手の路線教習用の車両などとして有効に使用する予定でございます。

その後の活用につきましては、小型バスの走行環境の調査用として使用するとともに、運行については、関係局も含め検討しているところでございます。

大庭 質問②

活用については、小型バスの走行環境の調査用として使用し、運行については、関係局も含め検討するとのことです。

この議場で何度もとりあげている中原区の井田地域・下小田中南部方面など交通不便地域ですが、ぜひ、小型バスの走行実験を実施していただきたいと思います。

私たちが現在取り組んでいる市民アンケートには、井田病院行のシャトルバスの復活を要望する声が寄せられています。公的な施設である国際交流センターの駐車場は、有料化が今議会で決まり、また、井田病院(駐車場)も有料化が検討されていまます。ますます市民にとっては利用しづらいものとなっていくのではないでしょうか。市民からの交通アクセスの要求は高くなっています。特に、武蔵小杉駅から井田病院に行くルートは、建物が一部道路に出ていて通れないと言われていましたが、その障害となっていた建物は、現在除去をされていることから、運行は可能です。見IMG_1225解を伺います。

交通局長 答弁②

武蔵小杉駅から井田病院への市バスの運行についての御質問でございますが、

武蔵小杉駅から井田病院を運行することに当たりましては、障害となっていた建物が除去されましたが、まだ道路が狭艦で、大型車とのすれ違いや、停留所の設置が難しい箇所があること、交差点において適正に右左折できない狭艦な箇所があることなど、課題を解消しなければならないことがございます。

市バスの運行につきましては、これらの課題が解消でき、系統の新設について地域住民からの要望やある程度の採算性の確保が見込める場合には、検討していきたいと考えております。

大庭 意見要望

様々な課題解消ができれば、運行系統の新設を検討するとのことですので、課題解消に向けてよろしくお願いします。