小杉小学校建設現場視察しました。(11月14日)
大規模かつ複数の超高層マンションの建設により人口急増が続く武蔵小杉駅周辺地区に114校目となる小学校として、小杉小学校の整備が進められています。来年1月21日の完成をむけ、その後竣工式内覧会の開催も予定していますが、先がけて工事の様子を視察させてもらいました。内装外装はこれからという段階です。ここの敷地は、日医大の土地で、33年間の定期借地となります。建設工事費は総額約47億円。
普通教室数は18、特別教室が8、オープスペースが仕切りをすると教室になり、最大で30教室になるとのこと。太陽光パネル、マンホールトイレ、自家発電は、震災などの教訓を生かし整備されていますが、体育館の冷房化は生かされず設計にまにあわなず残念。体育館は、天井が高く、広さもかなりあります。一階の両サイドがすべてガラス窓になっているため明るく開放感ありました。木材をふんだんに利用し温かみのあるつくりもです。校庭は人工芝になります。低学年の教室は、二階に靴の履き変えとなる下駄箱は、教室の中にあるのがめずらしい。昇降口が狭隘ということもあり、身体の大きい高学年の児童とぶつかり合うこともなさそうです。
さて、新しい小杉小学校が生まれますが、人口増によってこの周辺の環境が今後がどうなっていくのか目がはなせません。視察をして、周辺の超高層マンションを眺めながら、このまわりにマンションが林立すれば、児童数が増えて教室数が不足するのではと、心配になりました。