2008年第1回市議会(3月議会)西中原中の過密解消いそげ
2008,04,08, Tuesday
日本共産党の大庭裕子川崎市会議員は、3月11日、予算審査特別委員会で、西中原中学校の過大規模の解消、新城幼稚園の集団学習活動、高次脳機能障害などについて質問しました。
川崎一のマンモス校の西中原中学校では、過密解消を願う声が、現在取り組んでいる住民アンケートの要望でも上位にあがっています。通学区域を検討し解消を図るとしていますが、近隣校も学級数がいっぱいで困難であることが明確になり、通学区域の再検討に限らず、取り組むよう求めました。
新城幼稚園の集団体験活動は、2006年度から、幼児教育センター事業として小学校への就学を控えた幼稚園や保育園に通っていない5歳児を対象に実施しているものです。経済的な理由で子どもを幼稚園などに通わせることができなかった保護者から喜ばれ、継続の声があがっています。南部・北部地域でも実施することを求めたところ、検討するとの答弁がありました。
高次脳機能障害については、高次脳機能障害者と家族会の実態をレポート。高次脳機能障害はとらえにくい障害であるために、生活障害が高次脳機能障害に関連していることに気付かないというものです。相談窓口の相手がこの障害に対する理解・専門性がないと本当に知りたい情報を得ることができず、家にひきこまざるを得なくなることを指摘し、専門の窓口の設置と高次脳機能障害の理解を深めるために、パンフレット作成を求めたことにたいして、検討するという答弁がありました。
この他、青年雇用就学支援と生活支援についても質問しました。