高速川崎縦貫線（大師ジャンクション〜殿町）開通にあたり、まちづくり委員会で視察（8月31日）

2010.9.1

高速川崎縦貫線（大師ジャンクション〜殿町・延長2キロ）が、羽田空港の新滑走路の完成にあわせて半年間の工事を前倒しをして、10月20日に開通されます。それに先立ちまちづくり員会で、視察がおこなわれました。大師ジャンクションは、ほぼ完成しておりその周辺内には、イワダレソウを植栽し緑地空間づくりがされていました。

大師トンネルは、約1．1キロ。トンネル内には、テレビカメラが死角のないように配置をされ、走行状態の異常を自動的に検知し、交通管制室で画像情報を24時間体制で見守り、最新の設備で安全確保に努めるとのことです。トンネルは上下の縦構造から左右の横構造へと複雑に変化をするトンネルです。また、交通量の多い国道409号線や大師河原交差点の下にトンネルをつくるため地上から掘削しない工法（非開削工法）が必要となり、トンネル構造に対応できる工法として、世界初のＭＭＳＴ工法（トンネルの外郭をシールドマシンで堀り、これらをつなぎあわせてつくった後内部の土を掘ってトンネルをつくる工法）を採用し、用地買収を最小限に抑えることができたとの説明がありました。