おおば裕子
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「農・商・工 連携」を知り、発展するシンポジウム(19日)に参加 しました。

 

  「農商工連携」を知り、発展するシンポジウムが、相模女子大学で開催され、参加しました。主催は、神奈川自治体問題研究所と神奈川農業問題研究所です。

  現在、地域の風土や伝統、知恵と技術で生み育てられた農林水産物を地域内で開発・加工し地域での消費を広げ豊かな産業・経済・仕事おこしにつなげている、そんな取り組みがあちこちで広がっています。このシンポジウムは、県内にある想像力に満ちたすばらしい事例を紹介し、農・商・工の事業者、消費者、自治体行政などみんなの力で支え発展させようと企画されたものです。

  私も、今年は農業委員として「農」にかかわることについては、どん欲に学んで地域で生かせるものがあればと、関心を持って参加をしました。CIMG5210.JPG

  各方面からのとりくみで、津久井在来大豆の再生・開発そして商品化、普及までのとりくみなど、「大きな哲学をもちながら、農業を守るために正面からとりくんでいる」とロマンある話しをされた石井好一さん。県立相原高校畜産科の生徒さんたちもシンポに参加し、安全で安心、高品質な牛肉を生産し、地域の方々への届けることを目標に「相原牛カリー」をはじめ、「インド風ビーフ」「野菜たっぷりキーマ」など、商品開発したとりくみなど、その後の生徒さんたちが、「将来は勉強して農業にかかわる仕事をしたい」と、頼もしい発言に拍手がわきおこりました。

  まとめのお話にもありましたが、農商工だけでなく消費者も含めた4者の協力は必要で、そうした連携を行いながら自治体に働きかけていくことが求められていると思いました。

これを川崎でどう生かすか・・・大きなテーマです。農家のみなさんと懇談をしたいところです。