おおば裕子
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子どもの成長発達のためにも、水遊び場・園庭のある認可保育園設置をと、質問しました。(決算審査特別委員会④)

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6月の一般質問にづづき、認可保育園のプール遊び場について質問しました。園庭がないために、バスに乗ってプール遊びにいくということが、どれだけ、保育士や子どもたちに負担を強いることになるのか、この夏、どう実施されたのか!今回の質問は、プールのある他の認可保育園の子どもたちの成長ぶりを明らかにして、園庭のある保育園を設置させることを再度、要望しました。(写真は、大規模マンションに屋上園庭が設置された横浜の認可保育園)

質問全文

(おおば裕子) 子どもの成長発達の保障の観点から、認可保育園の水遊び場・プール遊びについて、子ども本部長に伺います。

今年は、猛暑の夏でした。6月の一般質問で、認可保育園の水遊び場についてお伺いしましたが、「プール遊ぶができるところはありませんか」と相談があった認可保育園は、無事プール遊びができたのか、伺います。

(山崎 こども本部長) 認可保育園における水遊び場についてのご質問でございますが、平成22年4月に中原区内の商店街の中に開所した保育所の、プール遊びにつきましては、横浜市港北区内での系列の2か所の認可保育所のプールを利用する予定でおりましましたが、今年の夏は光化学スモッグ等の気象状況や、プールの破損などにより実施は1回となったものでございまして、主に園内のテラスにおいて実施したものと伺っております。

(おおば裕子) 光化学スモッグ等の気象状況やプールの破損などで、1回はプールで遊ぶことはできたとのことです。あとはテラスを利用したということですが、

私は、ある認可保育園の園だよりを見せてもらいました。プール遊びで5歳児のことを先生が書いていますが、紹介しますと「プール遊びが始まった頃は、水が苦手な子も数名いましたが、その一人が家のお風呂で特訓をしてきて、その成果を見せると他の子がすぐ刺激を受け、負けてられないとばかりに挑戦していく姿がありました。そんな頑張りもあって、全員がもぐったり、バタ足で泳いだりすることができるようになり大きな自信につながったと思います」と、ひと夏で園児たちが大きく成長した姿がたよりの中に書かれていました。その5歳児のプールカードは、6月22日から9月3日まで合計37日間プールに入った印がついていました。

   どの子どもたちもこうした経験させたいと思います。子どものひと夏は、貴重な大事な成長の期間だと思います。

保育園にプールがないため、近隣にある保育所のプールを借りて日程や利用時間等を事前に協議して実施している園が、幸区と高津区に1カ所ずつあるとのことでした、どういう経過でこうした協議につながったのか、プール遊び場の確保だけでなく、園庭の利用なども含めて協議は必要と思いますが伺います。

また、他の保育園でも園庭がないためにテラスやベランダを利用している保育園について、近隣の保育園と協議をする場をもつことはできないのか、伺います。(

(山崎 こども本部長) 園庭等の利用に係る協議についてのご質問でございますが、協議につながった経過につきましては、各区こども支援室において、情報交換等を目的として開催している、区内保育所の連絡会や地域における様々な交流の中で、当該保育所と近隣保育所との話し合いを個別に行った結果、プールや園庭等を利用できることとななったものと伺っております。

近隣保育所との協議の場についてのご質問でございますが、現在各区において、保育所の連絡会等を開催し、情報交換等を行っていただいているところでございますので、今後につきましても他の保育所との良好な関係が築かれ、園庭の利用が円滑に行われれうように、その柿木島を設定してまいりたいと考えております。

(おおば裕子) 2ヶ所の園庭がない保育園では、地域の交流の中でプール遊びや園庭等の利用できるようになったとのことです。

各区の子ども支援室が、近隣保育園を集めて情報交換等をおこなっているとのことです。定期的に開催をして充実させることが必要と思います。

しかし、こうした負担をかすことしなくてもいいように、子どもたちの発達成長を何よりも考えて、土地を確保して園庭のある保育園を増設するように、すすめていただきたいと繰り返し要望させていただきます。