とどろきアリーナに日本共産党の志位和夫委員長が地震による原発事故の 被災者を訪問 !
日本共産党の志位和夫委員長は26日、東日本大地震で放射能漏れ事故を起こしている福島大1原発周辺の住民が避難するとどろきアリーナを訪問し、被災者から要望を聞き、私も同行しました。
この原発事故で「避難」や「自主避難」地域などに分かれた南相馬市を中心に、1歳から90歳代まで107人が避難しています。被災者は、「地震、津波に続き、原発事故と本当にショックです」と、口々に窮状を訴えました。
同市のトラック運転手、鈴木広美さんは、「まだ、市内にたくさんの人が残っています。政府は原発から20キロ~30キロ圏を『屋内退避』から『自主退避』に変更しましたが、高齢に加え燃料不足で個人レベルでの避難は無理。国は『避難』なら『避難』と早く決めてもらわないと困る。みんなを救ってください」と訴えました。
小学生の子2人を連れて家族で避難してきてたか梶田エミ子さんは「息子は今度、中学の入学式だったのに小学校の卒業証書ももらえずショックを受けています。子どものためによろしくお願いします」と訴えました。
こうした声を受け志位委員長は「原発問題では危機の収束のために全力をつくすように求めています。それまでの間、公営住宅、民間住宅の借り上げなども提起して、みなさんが安心して生活できるよう努力したい。復興に向けては、現在、全壊でも300万円にとどまっている支援の大幅な引き上げを求めていきたい」と、心をこめて語りかけました。
アリーナの被災者が居られる期日については担当者に聞いたところ、「川崎市は、期日は決めていません。被災者最優先です」ときっぱり返答しました。川崎市は、被災者の要望を受けて、洗濯機も10台レンタルし、体育館の2階のランニングコースを物干し場にしています。被災者の女性は「干す場所も男女別にして配慮をしていただきました。よく乾いて、助かります」と、話しをされました。
JA川崎や新城おかみさん会など各団体が被災者を励まそうと申し出て、食事については今現在は充実しているそうです。